昨日、偶然読んだ心理学の本が、とても興味深いものでした。ふと、大学時代に心理学を学んでいたのを思い出しました。
この記事では心理学に触れます。専門家ではないので、間違いがあればご指摘ください。それでは、早速本題です。
⏰この記事は3分程度で読める記事です。
確証バイアスとは
確証バイアスという言葉があります。認知バイアスと言うこともあります。
確証バイアスとは、認知心理学や社会心理学における用語で、仮説や信念を検証する際にそれを支持する情報ばかりを集め、反証する情報を無視または集めようとしない傾向のこと。認知バイアスの一種。また、その結果として稀な事象の起こる確率を過大評価しがちであることも知られている。
引用:Wikipedia
これだけ読むと難しいですね。
僕自身のアウトプットも兼ね、なるべく噛み砕いて分かりやすく説明していきます。
確証バイアスの影響と思い込み
あなたが事実だと思っていることは、確証バイアスによって捻じ曲げられているかもしれないからです。
つまり、事実をありのままに認識するのではなく、あなたの頭の中で都合よく変換してしまっている可能性があるからです。
「ないない!そんなこたーないwww」と思うかもしれません。でも、結構あります。
「自分の言動は先入観や過去の経験による推測ではないか、本当に正しいのだろうか?」
そう考えられるようになるには、自分自身の言動を疑えるか(間違っていることがあるという視点を持てるか)どうかが重要です。
では、もう少し具体的に説明します。
血液型診断が正しいと思う理由
「血液型診断」知っていますよね。
この「血液型診断」信じている人が結構いる印象です。
あなたも、自分はA型だから真面目だとか几帳面だとか思っていませんか?
でも、血液型と性格に因果関係はないと言われています。
https://smiletrip-oneworld.com/public-psychology/
あなたの思い込みで偏る解釈
あなたも「〇〇君(ちゃん)ってB型っぽいよね!」などと、一度は言われたことがあるでしょう。
血液型診断の本を見ると「B型の人は〇〇の傾向があります。△△なタイプです。」など色々なことが書かれています。
そのうち、自分でもB型の血液型診断に書いてあるような言動をしたり、周囲の友達を見たときに「〇〇君(ちゃん)はA型っぽい」などと区別するようになったりします。
その繰り返しで「やっぱり血液型診断は当たっているんだな。」と思うようになります。
そして、仮に〇〇君(ちゃん)がA型っぽくない行動をとったとしても、あなたの信念や思い込みに合った事実で判断し、そうでない事実は無視してしまいます。
ですが、これはもう無意識レベルでそうなります…。脳の習性ですね。
本人のなかでは正しい事実
血液型診断のような例は、数多くあります。でもこれ、たいてい本人は気づきません。
理由は、その人のなかでは正しいことだからです。
思い込み解除は超厄介
この記事では「確証バイアス」について触れました。そして、具体例として血液型診断を挙げました。
いかがでしたか? ポイントは2つです。
- 自分が”正しいと思い込んでいること”がある
- 思い込みは自分では気づきづらい
自分の言動を振り返る
あなたが正しいと思っていたことが思い込みだった可能性はあります。逆に、相手の思い込みが原因かもしれません。
超厄介ですね…。この「思い込み」解除できるのでしょうか…。
心理学に興味があればこちらもどうぞ 。
https://smiletrip-oneworld.com/public-psychology/