雑記

Bob Marley|Jah Rastafari|ボブ・マーリーのメッセージ

Bob Marleyとは

あなたは、ボブ・マーリーを知っていますか?

ボブ・マーリー(Bob Marley、1945年2月6日 – 1981年5月11日、出生名ロバート・ネスタ・マーリーRobert Nesta Marley)は、ジャマイカのレゲエミュージシャン。その音楽はラスタファリ運動の思想を背景としており、彼の音楽と思想は数多くの人々に多大な影響を与えた。
引用:Wikipedia

 Feel it |Bob Marley

世界中に数多くの有名人はいます。

マイケル・ジャクソン、The Beatles、ジャスティン・ビーバー、マライア・キャリー、レディー・ガガなど…無数にいます。

でも、断言します。認知度で言えば、Bob Marleyが間違いなくナンバーワンです。

少なくとも世界30ヶ国を旅してきた僕としては、そう感じざるを得ません。

それくらい、世界中で愛されています。

もし、あなたが一度もボブ・マーリーの歌声を耳にしたことがないのなら、たった一度でいいから眼を閉じて、思考を空にして、心で聴いてみることを強くオススメします。

その時、あなたはなにを感じるでしょうか。

歌詞は二の次。言葉を理解しようとするのではなく、音でバイブスで心で感じ取ってほしい世界観があります。

なにを言っているかよりも、あなたの心で感じることが大切です。

JAH RASTAFARI

今から約100年前のこと。

1920年代のジャマイカで、黒人民族主義指導者だったマーカス・ガーベイが「もうすぐ黒人の王がアフリカに現れ、その男は救世主となる」という言葉を残しました。

それから数年後の1930年、ハイレ・セラシエ1世(本名ラス・タファリ・マコンネン)がエチオピアの皇帝に即位しました。

この「もうすぐ黒人の王がアフリカに現れ、その男は救世主となる」という預言が的中したと考えたマーカス・ガーベイ信奉者達が、ハイレ・セラシエ1世を「救世主=キリストの再臨」として崇めました。

それがラスタファリ運動の始まりです。

ラスタファリの思想や主義は旧約聖書に大きく影響を受けていますが、「楽園」については彼ら独自の考え方があります。

彼らの思想には、彼らの先祖たちが奴隷として故郷(アフリカ)から強制的に連れ去られたことから、今いる場所を「本来居るべきではない地獄」としています。

つまり、彼らにとってはアフリカこそが「ザイオン」であり、アフリカが地球上の楽園であり、「アフリカへの回帰」こそが多くのラスタファリアンたちにとって究極的なゴールとの思想があるのです。

そしてラスタファリアンたちが目指すところは、単にアフリカへの回帰だけではなく、アフリカをより良い土地に変え、アフリカの文化を保護し、西洋社会(バビロニア社会)が奪い去ろうとした彼ら本来の生き方を全うすることです。 

思考を空にして、ただ感じる

1日のうちで、何も考えず過ごしている時間が寝ている時だけ。

そんな生活はただただ消耗してしまいますよね。

目を閉じて、考えることをやめ、そこにある空気に身を委ねてみてはいかがでしょうか。

感じるままに、思考を空にして、ただ流れてくる音に耳を澄まし、心が次第にトロけていくのを感じてください。

余計なことは考えず、フィーリングで感じられる世界観を堪能してください。

このままだと、物質社会に飲み込まれて感覚が麻痺してしまいます。体の芯まで伝わるバイブスを、感じるままに…。

Bob Marley|ボブ・マーリーのメッセージ

ボブマーリーの言葉を聞いて何を感じたでしょうか。

言葉の意味が分からなくても、あなたの心に何かが響いたはずであり、伝わるものがあったのではないだろうかと想像します。言葉の端々から滲み出る存在感。

きっと、ボブマーリーは人生そのものを愛していたんだと思います。

自分の人生を愛し、人を愛し、音楽、サッカー、言葉、ラスタファリズム、それらを通じて、世界中に様々なメッセージを送っていたのでしょう。

そのメッセージに感動し心動かされ、どれだけの人が救われたことか。想像に難くありません。そして、心地よいサウンドにどれだけの人が癒されたか…。

世界を旅していたとき、どこからでもBobMarleyの歌声は聞こえてきました。

インドでも、スペインでも、トルコでも、ウルグアイでも…。

体の芯まで響くハートビートを心ゆくまで楽しみ、心地よさに浸っていました。

ボブからあなたへ

Every man gotta right to decide his own destiny.誰もが自分の運命を決定する権利を持っている。)

You run away.But you can’t run away on your own(お前は逃げる。でも、お前自身からは逃げられない。)

Don’t worry about a thing . Cause every little thing gonna be all right.(心配しなくていいんだよ。どんな些細なことでも全てうまくいくから。)

Say you just can’t live that negative way. You know what I mean.Make way for the positive day. Cause it’s a new day.(後ろ向きなやり方ではとても生きていけない。わかるかい。前向きに進むんだ。毎日が新しい日なんだ。)

Love the life you live. Live the life you love.
自分の生きる人生を愛せ。自分の愛する人生を生きろ。

 

僕はボブ・マーリー(Bob Marey)が大好きなので、日々聞いています。

癒されてください。そして、自分の人生を見つめ直すキッカケにしてください。

ABOUT ME
Ryoga
ブロガー|『対談"前田高志×田中泰延"』取材・ライター担当